先日、長年勤めた職場を定年退職しました。
60歳という節目。頭ではわかっていたつもりでも、いざその日が来ると、やっぱりいろいろな想いがこみ上げてくるものですね。
バタバタしながら最後の挨拶を終えて、帰り際に後輩たちから餞別をいただきました。
袋にはおなじみのスターバックスのロゴ。
「コーヒー好きなの、覚えててくれたんだな」と思いながら、家に帰って中を開けてみると、スタバの箱入りドリップコーヒーが2つ。
お湯を注ぐだけで簡単に淹れられるパックタイプで、味も香りもしっかり本格的。飲んでみたら、これがまた美味しい。
スタバの店舗で飲むのと遜色ない味わいにびっくり。家でこのクオリティのコーヒーが飲めるなんて、ちょっと感動しました。
「いや〜、ありがたいなぁ」と思いながら、空になったスタバの袋を捨てようとしたんですが、ふと袋の底に何か固いものが当たる感触があって、「あれ?」と手を突っ込んでみると、小さなポチ袋のような封筒が一枚出てきました。
全然気づかず、危うくそのまま捨てるところでした…。
中を開けてみると、そこには丁寧な手書きのメッセージと、スタバカードが1枚入っていました。
しかも、驚いたことに1万円分もチャージされているとのこと。

これには本当にびっくりしました。
「スタバカードって、こういうのあるんだなぁ」と思ったのが正直な感想。私はこれまでスターバックスでは現金かクレジットで支払うだけで、カードがあるなんて知りませんでした。
こんなオシャレでスマートなギフト、最近はあるんですね。
メッセージには「今まで本当にお疲れさまでした。これからもゆっくりコーヒーでも飲みながら、第二の人生楽しんでください」と書かれていて、なんだか胸がじんわり温かくなりました。
日頃はあまり話す機会のなかった若い後輩たちが、こうやって心を込めて贈り物をしてくれたことが、何より嬉しかったです。
スタバカードを手にして、今は「どうやって使うんだろう?」とちょっと戸惑いつつも、なんだかワクワクしています。店舗で渡すだけでいいのか?
アプリに登録するのか?ポイントとかも貯まるのか?
今さら人に聞くのもなんだし、ちょっと調べてみようかなと思っています(笑)
何より、これからは時間に追われることもなくなったので、スタバにふらっと寄って、のんびりとコーヒーを楽しむ時間が増えそうです。
朝の散歩のあとに、カフェラテを一杯。そんな日々がこれから始まるのかと思うと、楽しみで仕方ありません。
人生の一区切りに、こんな温かい餞別をもらえて、本当に幸せです。
スタバカードの餞別をもらったこの出来事は、きっとこの先もずっと心に残ると思います。