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ドラマ わが家は楽し

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ドラマ我が家は楽し

もうすぐ定年を迎えることもあり、何か参考になるかなと思って、録画しておいたTBSドラマ特別企画「わが家は楽し」を観ました。

夫婦とは何か、家族とは何か──そんなテーマが描かれているドラマで、ちょうど今の自分にピッタリな題材でした。

物語の主人公・平山幸之助(小日向文世)は、長年勤めた会社を定年退職し、これからは妻の史枝(戸田恵子)と穏やかな時間を過ごせると考えていました。

しかし、史枝には密かに「ブックカフェを開業したい」という夢があり、それを知った幸之助は猛反対。この衝突がきっかけで、家族を巻き込んだ大騒動になり、ついには離婚話にまで発展するというある意味ありがちな展開(笑)

定年後、夫は「これからは夫婦の時間だ」と思っているのに、妻は「ようやく自由になれる」と思っている──このすれ違いが、まさに「定年後あるある」だなと感じました。



うちも長年の結婚生活の中で、なんとなく夫婦仲が冷めかけている気がしているので、ドラマの内容がどこか他人事ではないように思えました。

幸之助のように、定年後に突然「夫婦の時間を楽しもう」と言われても、妻の側は「今さら?」という気持ちになるのかもしれません。特に、専業主婦として家庭を支えてきた人にとっては、夫が家にいる時間が長くなること自体がストレスになり得るという話もよく聞きます。

ドラマでは、史枝が「自分の人生を歩みたい」という気持ちを強く持っていて、それを受け入れられない幸之助との間に溝が生まれてしまう展開でした。

観ていて思ったのは、やはり妻を大事にしないといけないということです。長年連れ添っていると、「いて当たり前」になってしまいがちですが、夫婦も関係を育て続けないと、気づいたときには取り返しのつかない距離ができてしまうのかもしれません。

SNSでは「昭和の夫像すぎる」とか、「定年離婚の話が軽すぎる」といった意見も見られましたが、個人的にはそこまで極端な話として受け取るのではなく、「定年後の夫婦のあり方を考えるきっかけ」として良いドラマだったと思います。

最後はほっこりする終わり方でしたが、現実ではなかなかこううまくいかないのが難しいところです。

これからの時間をどう過ごすか、妻との関係をどう育んでいくか──「わが家は楽し」を観て、そんなことを改めて考えるきっかけになりました。

さて、これからどうしようかな。

まずは妻に「ありがとう」と言うところから始めてみるべきかもしれませんね。


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