令和の“コメ騒動”、いよいよ本格化していますね。
今日、女房に「定年したけど、まだふるさと納税でお米買える?」と聞かれました。
サラリーマン時代よりかなり上限額が減りましたがまだ買えるはずです。
そんな中、今日の党首討論で石破首相が「コメの価格を3千円台にする」と明言したそうですね。
これは久しぶりに、政策がわたしのリアル生活にダイレクトに響いてきました。
というのも――
最近、スーパーで米売り場の前を通るたびに、「え、また値上がってる?」と目を疑う日々が続いていたからです。
5キロで4000円超えなんて、以前は高級ブランド米の話だったのに、今や“普通のコシヒカリ”でもそのくらい。
かつては“主食”の象徴だった米が、じわじわと“贅沢品”の雰囲気を纏い始めています。
米を買ったことがない?
そんな中で先日話題になったのが、江藤拓前農水大臣の「米を買ったことがない」発言。
確かに、政治家の失言としては痛烈ですが、正直なところ――
私も結婚してからは「米を買った記憶」、ほとんどありません。
いや、正確には「ふるさと納税で“手配”してる」んですけどね。買ってはいる。
お金も払っている。ただ、現物を買いに行ったことはない。
そしてこれは、何も政治家に限った話じゃなく、現代の多くの「家庭持ちサラリーマン」に共通することなんじゃないかと思うんです。
コンビニでおにぎりは買っても、5キロの米袋を担いで帰ることはない――。
そんな生活、いつの間にか当たり前になっていました。
一人暮らし時代の思い出
それでも、一人暮らしの頃は違いました。
近所のスーパーで「安い米の日」を狙って、レジまでよろよろ持って行って、家まで抱えて帰って…。
あの米袋の存在感、ズッシリと生活感でしたよね。
いまはふるさと納税で届いた米を棚に詰め替えるだけ。
たまに実家から送られてくる米もあり、「米を選ぶ」体験がどんどん遠ざかっています。
コメ袋といえば、小泉新大臣が有料にするのでは?とネット上で盛り上がっていますね笑
3千円台に「賛成です!」
で、今日の首相の発言。
「米を5キロ3千円台にする」――大賛成です。ぜひやってください。すぐに。
もはや贅沢は言いません。
・銘柄にこだわりません。
・ちょっと粒が小さくてもいいです。
・粘りが少なくてもOKです。
ただ、「安心して毎日食べられる価格」に戻してほしい。
主食は、贅沢ではなく、生活の土台ですから。
最後にひと言
米袋を見てため息をつく日々にサヨナラを。
「コメ3000円台」が令和の新常識になりますように。
…あ、でもふるさと納税での「米」も、引き続き活用していきます。