先日、京都旅行で立ち寄ったお店がとても印象的だったので、紹介します!
訪れたのは、京都・祇園の「壹錢洋食 本店」。いっせん洋食。
外観は趣のある和の佇まい。でも中に入ると外国人観光客がたくさんいて、京都で一番インバウンドに愛されている粉もん店かも?と思うくらいの盛況ぶりでした。
京都の壹錢洋食って何? お好み焼きとは違う、懐かしい味

「壹錢洋食(いっせんようしょく)」とは、もともと大正~昭和初期の駄菓子屋さんで子どもたちに売られていた“庶民のおやつ”。
水で溶いた小麦粉にダシを加えて焼き、ネギなどをのせてソースで味付けした、いわばお好み焼きのルーツとも言える存在です。

現代のお好み焼き(関西風や広島風)と比べると、もっと薄くて軽い。
でも、味付けはしっかりしていて、こんにゃくや九条ネギ、国産和牛、卵など具材がたっぷり!
外はパリッと、中はモチッとした食感に出汁の風味、甘辛いソースが絶妙にマッチしていて、まさに京風おやつの進化系”という印象でした。
店内の雰囲気が独特!祇園らしい遊び心も満載

祇園という場所柄もあり、店内はかなり個性的。
芸妓さんの人形やお色気ポスター風のディスプレイ、レトロでどこかユーモラスな内装は、初めて訪れた人でも楽しめること間違いなし。
外国人観光客も多く、私が行ったときは店内の7割が外国人。
海外のガイドブックやSNSなどでも紹介されているのでしょうね。
それでもローカル感がしっかり残っていて、観光向けだけじゃない、地元愛に支えられた名店”という印象でした。

お店情報(アクセス・営業時間)
壹錢洋食 本店
〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側238
年中無休
- 平日:11:00~翌1:00
- 土曜・祝前日:11:00~翌3:00
- 日曜・祝日:10:30~22:00
※四条縄手交差点からすぐ。祇園の中心部でアクセスも抜群です。
まとめ
「壹錢洋食」は、ただの“お好み焼き風”のグルメではありません。
京都の食文化・歴史・ユーモアが全部詰まった、唯一無二の一皿だと思います。
京都で粉もん?と思っていた自分を反省しました(笑)。
観光の合間に小腹を満たしたいとき、祇園でちょっと面白い体験をしたいときには、ぜひ立ち寄ってみてください!
