定年を迎えると、まず見直したくなるのが家計の固定費。
その中でも、意外と節約効果が大きいのが「携帯料金」です。
現役時代は「とりあえずドコモ、au、ソフトバンク」で契約していたという人も多いですが、定年後は収入が年金中心になるため、月1万円近い通信費は見直しの対象になってきます。
私の友人たちも、定年をきっかけに楽天モバイルや格安SIMへ切り替えた人が増えてきました。
ただし、「通信が不安定」「サポートが受けにくい」「なんとなく不安…」といった声もちらほら。
じゃあ結局、何が一番自分に合っているの?
今回は、「乗り換えるべき人/そのままでいい人」の両方のケースを見ながら、定年後の携帯見直しについて考えてみましょう。
定年後携帯なぜ見直しが必要なのか?

- 大手キャリアのまま放置 → 月8,000〜1万円前後の支払い
- 格安SIMなどに変えれば → 月1,000〜3,000円まで下がることも
- 年間で5〜10万円以上の節約に!

主な選択肢と特徴まとめ(簡単比較)
プラン名 | 月額料金(目安) | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 0〜3,278円 | データ使い放題/通話アプリあり | 動画視聴が多い人 |
IIJmio | 約850円〜 | 安定・安価のバランス型 | ネットは少し派 |
mineo | 約1,300円〜 | 「マイそく」など独自プラン | 安さ重視派 |
ahamo(ドコモ) | 2,970円 | 大手の回線&自分で手続き | 大手の安心感+節約 |
povo(au) | 基本0円+使う分課金 | 必要なときだけ課金 | 使う日が少ない人 |
ソフトバンク・au・ドコモ通常プラン | 8,000〜1万円前後 | 通信安定・店舗サポート | 不安なくスマホを使いたい人 |
実際の利用者の声
● Aさん(63歳・ドコモ→ahamoへ)
「プラン変更だけで月5,000円以上安くなりました。
サポートはオンラインだけど、自分で手続きできる人なら十分です」
● Bさん(68歳・mineo)
「電話もネットもそこまで使わないから月1,200円で済んでる。
年金生活には本当に助かる」
● Cさん(70歳・そのままドコモ継続)
「自分でスマホの設定とかできないし、困ったときに近くのドコモショップに行ける安心感が大きい。
通信も安定していて孫とビデオ通話も快適。高くても納得しています」

「そのままの方がいい人」も、実は少なくない!

携帯料金を節約したいとはいえ、「乗り換えが正解とは限らない」人もいます。
▼ そのまま大手キャリアを使い続けた方がいいケース
- ✅ スマホ操作に自信がない
- ✅ トラブル時に対面サポートを重視している
- ✅ 通信の安定性を最優先にしたい
- ✅ 家族割やセット割など、割引が適用されている
- ✅ ドコモのdカード・d払いなどを活用中
このような場合、「高いから乗り換える」よりも「安心して快適に使う」ことが精神的ストレスの少ない選択になります。
では、どんな基準で見直せばいいの?
まずは以下の3点をチェックしてみましょう:
- ✅ 毎月どれくらい「データ通信」を使っているか
- ✅ 通話の回数や時間
- ✅ 困ったときに、自分で対処できるかどうか
これらを踏まえて、「ahamoやpovoなど、大手系の低価格プランにするのか?」「格安SIMで思い切ってコストカットするのか?」「今のまま安心をキープするのか?」を決めましょう。
まとめ:定年後の携帯見直しは「安心 or 節約」のバランスを考えて
スタンス | 最適な選択肢 |
---|---|
節約重視 | 楽天モバイル、mineo、IIJmioなど格安SIM |
大手の安心感もほしい | ahamo、povo、LINEMOなど「サブブランド」系 |
店舗サポート・信頼性重視 | 現状のドコモ・au・ソフトバンクのままでOK |
おわりに
定年後の携帯料金見直しは、「少しの手間で、毎月何千円も変わる」かもしれない大きな節約ポイントです。
でも無理に変えてストレスを感じるなら、今のまま安心して使い続けるのも立派な選択。
大事なのは「自分に合った使い方を選ぶこと」。
節約か? 安心か? 両方のバランスを見ながら、最適な携帯プランを選んで、心地よいシニアライフを過ごしていきましょう!
