60歳を迎えて、今ハローワークで定年後の仕事探しを始めています。
時間ができたことで、これまで気にも留めていなかったような、
「働く人たち」の姿が自然と目に入るようになりました。
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スーパーで見かけた60歳以上の“先輩労働者”たち

昨日、何気なく立ち寄った近所のスーパー。
ふと見ると、駐車場で車の誘導をしている男性。
その背中を見ただけで、わかります。
私と同世代、いやもう少し上かも。
店内に入ると、エプロンをつけて黙々と品出しをしている男性の姿がありました。
一見、どこにでもある光景。
でも、よく顔を見ると、
どこか“できる男”の雰囲気を漂わせている。
背筋が伸びていて、動きにもムダがなく、無言の中にも品があります。

前職はどんな人だったんだろう?
「もしかして、元営業部長?」
「いや、プロジェクトリーダーだったかも?」
そんな想像が頭の中をぐるぐる回ります。
それでも今、スーパーで品出しという地道な仕事を選び、
きっちりと与えられた役割をこなしている姿に、ちょっと感動すら覚えました。
60歳スーパーの時給1050円ぐらい?
おそらく、時給は1000円ちょっと。
決して高収入とは言えないかもしれません。
でも、その仕事を選んで、真面目に働いている理由がきっとある。
「やりがいはどうですか?」なんて、
思わず声をかけたくなってしまいました(さすがにしませんでしたが…笑)

働くことは、生きることかもしれない
これからの人生を考える中で、
お金だけではない、働く意味を探すことになりそうです。
街を歩いていても、コンビニ、清掃、警備、品出し…。
いろんな場所で、いろんな形で、60代以降の人たちが活躍している。
なんだか、勇気づけられました。
今後も“街の求人観察”を続けてみよう
まだまだ「自分に何ができるか」模索中ですが、
まずは身近なところに目を向けてみようと思います。
街のスーパーや職場の風景は、未来の自分の姿を映しているのかもしれません。
そんな思いで、これからも“観察記”を続けてみようと思います。
