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スイカ 収穫時期 目安

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スイカ収穫目安

今年の春、久しぶりにスイカを植えました。

一緒に畑に立ったのは、年老いた親父。

子供のころはよく一緒に畑に出ていたけれど、ここ数年は病気やケガとかそれぞれ忙しく、そんな時間もなかった。

でも、今年は思い切って「またスイカやってみるか」と声をかけてみたら、
親父は照れたように「ええよ」と一言。

そんなこんなで始まったスイカ作り。
順調に育って、いよいよ「収穫時期がいつか」という悩みに突入しています。

目次

スイカの収穫時期はいつ?基本は「開花後35~40日」

 

調べたところスイカの収穫時期の基本的な目安は以下のとおりです。

  • 受粉(開花)後35~40日
  • 品種や気温によっても前後する
  • 大玉スイカなら40日前後、小玉なら35日前後が目安

わが家では6月15日頃に開花したので、収穫時期は7月下旬〜8月頭
今まさに、その“頃合い”なのです。

ただし、日数だけで判断するのは不十分。
経験者ほど「最終的には見た目と勘」と言います。

次の章では、スイカの収穫を見極める5つのチェックポイントを紹介します。


スイカの収穫時期の目安5選

1. 巻きひげが茶色く枯れているか

スイカの実のすぐ近くにある巻きひげ
これが茶色く枯れてきたら完熟のサインです。
青いうちはまだ早い。

2. お尻(地面に接した部分)が黄色くなっている

スイカが地面に触れていた部分が黄色っぽくなっていたら収穫OK
これは“日光が当たらなかった証拠”で、よく熟している合図です。

3. 表面の模様がくっきり、ツヤがある

スイカのしま模様が濃くはっきり見える状態は完熟に近い。
表面にツヤがあり、触った感じもしっかりしていれば合格。

4. 叩いたときの音が「ポンッ」と鈍い

指で軽く叩いたとき、低く響くような鈍い音がしたら完熟。
「キンキン」と高い音ならまだ早い。

5. 皮が固く、爪を立てても傷がつかない

スイカの皮がしっかり硬くなっていること。
爪を立てても簡単に傷がつかない=果肉の水分がしっかりしていて熟している証拠です。

実際に収穫してみた!親父の勘、まだまだ健在

理屈では5つのチェックポイントを挙げましたが、
結局最後の判断をしたのは、親父の「そろそろやな」という一言でした。

「昔な、じいちゃんがよう言うてた。
“迷ったら切れ。切って覚えろ”ってな」

畑の端っこで包丁を入れると、パキッという心地よい音。
中からあふれる真っ赤な果肉と甘い香りに、思わず声が出た。

今年のスイカは、大当たりでした。

スイカの収穫は「技術+経験+思い出」

スイカの収穫時期の見極めには、技術と知識、そして経験が必要です。

でも、親父と畑に立って思ったのは、
それ以上に大事なのは「一緒に育てた時間」と「その場の空気」なんじゃないか、ということ。

親父が「よし」と言った瞬間、どこかでじいちゃんも笑っていたような気がしました。

みんなで育てて、みんなで食べる【シェア畑】

まとめ

  • スイカの収穫目安は、開花から35〜40日
  • 見た目や音など5つのチェックポイントを確認
  • 最後は「勘」や「経験」も大切
  • 一緒に育てた人との時間が、スイカの味をもっと深くする

週末、もう一度実家に帰ろう。

縁側で一緒にスイカを切って、笑って食べよう。

今年のスイカは、たぶん人生でいちばんうまい気がする。


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