先日、投資に詳しい知人の社長とランチをしていたときのこと。
何気ない会話の中で、「最近、ポンフラ買ってる」と社長が口にした。
えっ?ポンフラってなに?
頭の中で「ポンジュース+フラペチーノ」みたいな甘い飲み物を想像してしまったが、実際はポンド/スイスフラン(GBP/CHF)のことだった。
私はこれまでドル円やゴールド、ポンド円の取引は経験してきたけれど、この通貨ペアは完全に初挑戦。
社長曰く、「ポンドは金利が高めで、スイスフランは安全通貨。リスクオンだとポンドが買われやすくなる」という。
その説明を聞いて、「勉強のためにも面白そうだ」と思い、帰宅後に早速チャートを開いた。
目次
ポンドスイスフラン過去のチャートを確認
日足チャートを遡ると、
- 昨年末:1.0700付近で底をつけ、その後はじわじわ上昇
- 春先:1.1300を突破
- 7月〜8月初旬:1.1500〜1.1600でレンジを形成
直近では、7月末のスイス経済指標の弱さからポンド高が進み、1.1620あたりまで上昇している。
今の価格とエントリー
私が買った8/4は1.06924付近。
少し押し目を狙ったつもりだったが、その後すぐに反発してくれて、現在(8月12日時点)は1.08920前後。
評価益は約38000円になっている。

ポンフラ今後の展望と悩みどころ
テクニカル的には、
- 上値の節目:1.1650〜1.1700(過去半年の高値圏)
- サポートライン:1.1500付近
もし1.1700を明確に抜ければ、1.1800台まで走る可能性もある。
ただし英国の雇用統計とスイス中銀の発言が予定されていて、どちらも相場を揺らす材料になる。
利確のタイミングを逃して含み益が消えるのは避けたい。
一方で、「あと少しだけ伸ばせばもっと利益が…」という欲も出てくる。
——結局、トレードの一番難しいのは、エントリーよりも出口を決めることなんだと、改めて感じる。
さて、このポンフラの行方はどうなるのか。
次の日記で「大成功」と書けるのか、「あのとき売っておけば…」と嘆くのか、数日後の自分に託そうと思う。