今朝、NHKのニュースを見ていたら、大手バイクメーカーが続々と小型電動バイクを投入し始めているという話題が取り上げられていた。
環境規制の影響もあり、50cc以下の原付バイクは各社とも10月までに生産を終了する方針らしい。その代わりに登場してくるのが、バッテリー式の小型電動バイク。
ホンダが6月20日から販売する電動スクーターは、交換式バッテリー2つで1回の充電あたり57キロ走れる設計とのこと。通勤用として紹介されていたけれど、実は自分のような田舎の生活にもすごくフィットするかもしれない。
私は月に数回、実家の山や畑の手入れに出かけている。現地での移動手段は、もう年季の入った50ccのスクーター。舗装もされていないような細道をちょこちょこ走るにはこれが一番便利だったんだけど、最近ちょっと心配ごとも。
というのも、そのエリアは限界集落に近くて、ガソリンスタンドが本当に遠い。冬場に備えて早めに燃料を買い足しておくとか、ポリタンク持参での給油なんてことも日常茶飯事になっている。
そんななかで、小型電動バイクのニュース。これ、まさに理想的なんじゃないかと思った。
山の作業小屋にコンセントはあるし、家の軒先でも充電できる。交換式バッテリーなら、予備も用意しておけば途中で止まる心配も減る。
もちろん、価格の問題や耐久性、部品の供給体制なんかはこれから考えるべきことだけど、都市向けだけじゃなく、田舎こそ使いこなせる乗り物になるかもしれないと感じた。
静かに走れて、排ガスも出ない。朝早く山に入るとき、野鳥の声に包まれながらスーッと移動できるなんて、ちょっと贅沢な気がする。
今後の選択肢として、本気で検討してみようと思う。
時代は変わってる。自分の暮らし方もちょっとずつアップデートしていかなくちゃね。