元々、ずーっとコーヒー派だったわたし。
朝起きたらまず一杯のコーヒー。
午後の休憩も、出先のカフェでも、どんなときも「とりあえずコーヒー」。
香ばしい香りと、ほんの少しの苦味が、なんとも落ち着くんですよね。
でも、定年してからというもの、生活のペースがゆったりになったせいか、
はたまた年齢のせいか(笑)、最近はなんとなく紅茶に惹かれるようになってきました。
中でもお気に入りになったのが、シナモンティーです。
最初は、ちょっとクセがあるのかな?と思っていたのですが、
実際に飲んでみると、ふわっと優しくて温かみのある香りにすっかり癒されました。
スパイシーなのに、どこか甘くてホッとするような…そんな不思議な存在感。
まるで、寒い冬の日にひざ掛けをかけてくれるような、そんな優しさです。
最近は、午後のひとときに、ゆっくりお湯を沸かしてシナモンティーを淹れるのが日課になっています。
ティーバッグのものも手軽でいいけれど、
スティック状のシナモンを紅茶に浮かべて、じっくり香りを楽しむのもまた贅沢。
実は、調べてみるとシナモンティーって体にいいことがたくさんあるそうで——
- 血行を促進してくれるから、冷え性の人にはぴったり。
- 血糖値を安定させる働きもあるらしく、健康診断が気になるお年頃には嬉しい味方。
- 抗酸化作用もあって、老化予防にも◎(この言葉、最近よく気にしてしまう…笑)
- さらには、リラックス効果や消化促進、免疫力アップなどなど。
まさに「飲む健康習慣」みたいな存在なんですね。
ただ、正直なところ、
飲み始めてから「劇的に体が変わった!」というようなことは、今のところありません。
でも、不思議と「今日も飲もう」と思えるんです。
湯気の向こうにふわっと広がるシナモンの香りを感じながら、
ゆっくりカップを手にとる時間。
その静かなひとときが、何よりも心を整えてくれている気がします。
あれこれ情報を調べるより、
まずは「自分が気持ちよく続けられること」を選ぶのが、
これからの私の健康法なのかもしれません。
「健康にいいから飲む」のではなくて、
「飲む時間が心地いいから、自然と続いている」
そんな風に思える飲み物って、なかなか貴重ですよね。
まだ始めたばかりのシナモンティー生活。
効果が体に出てくるのは、これからかも。
ゆっくり、じっくり楽しみながら、また感じたことを日記に書き残していきたいと思います。